はるのこうきちと申します。「将来、絵本作家になれたらいいなあ・・・」と思っているおじさんです。
野球アニメ「キャプテン」。(第一話「キャプテン誕生」)
名作アニメです。
強豪中学校の野球部に在籍していた(でも補欠中の補欠のような存在)、谷口タカオくん。
転校して入部した普通の野球部にて、最初にアクシデント的まぐれ当たりの大ホームランを打ってしまい、実力を勘違いされます。
帰宅し絶望する谷口タカオくんに、父ちゃんは「誤解された実力ぐらいの実力を、これから特訓して身に付ければいいだけだろっ!」と発破をかけます。(セリフは正確ではありません。)
タカオくんと父ちゃんの特訓の日々が重ねられて行きます。
うまくなるんだ!なりたいんだ!と特訓にくらいつき、ぼろぼろになっていくタカオくん。
それでも一向に、「誤解された実力レベル」には到達しないタカオくん。
誤解された実力ほどには実力アップを果たせなかったかもしれないけど、でも、確かに歩んだタカオくんの特訓の日々。
でも、もうこれ以上はできません。
そんなタカオくんにかけた父ちゃんの言葉。
私、いい年した今でも、ジーンときてしまいます。
こんな素晴らしいアニメなので、オープニング曲がまたいいんです。
(私はもう若くないですが、若くない私でも励まされます。)
フルバージョンもあるようですが、アニメ放送で流れていた通りの1分30数秒のものが私は最高に好きです。
この「キャプテン」。
そして「谷口タカオくん」。
好きだったなあ。
そして多分、この谷口タカオくんのありようが、少年だった私の中に強く残り過ぎたようです。
私はスポーツに全く向いていなかったのに、少年時代にうっかりスポーツの道に足を踏み入れてしまいます。
「僕も谷口タカオくんのように頑張るべきなのでは」「僕も頑張れば谷口タカオくんのようになれるのでは」
そう思ってなかなか足を洗えず(笑)、スポーツに向いていないのにずるずると続けることになってしまいました。
魅力的なアニメだったがゆえの、「悪魔の誘い」のような?(笑)
そういう意味では、「キャプテン」は、私にとっては少しだけ罪作りなアニメでした(笑)
「キャプテン谷口タカオくんのように」。
無意識的にそう思い続けたことが、運動が苦手なくせにスポーツに足を踏み入れた私の、後々の苦しみにつながっていくのですが、そのお話は何か別の書き込みで・・・(^-^)