こうきちの小屋 はるのこうきち雑記ノート

抱きまくら抱きしめて眠るおじさんの日々

吉田拓郎「唇をかみしめて」

はるのこうきちと申します。「将来、絵本作家になれたらいいなあ・・・」と思っているおじさんです。

吉田拓郎さん「唇をかみしめて」
武田鉄矢さん原作・脚本・主演の映画「刑事物語」。そのエンディングに流れる歌です。

3年B組金八先生」には興味がなくスルーしていたのですが、この「刑事物語」は好きでした。
この刑事物語武田鉄矢さんは好きにならずにいられませんでした。

いや、なんかちょっと悔しい気がするので正確にいうと(笑)、「芸能人としての武田鉄矢さん」が好きなんじゃなくて、「片山刑事」が好きなのでした。

シリーズが何作もあります。(全部観たわけではないですが)最初の1本が好きです。

家のテレビでこれを初めて観た日。多分、日曜か祝日の昼下がりの午後。
(当時はこの時間帯に映画がよく放送されていたような。)
「家族(親)の前で涙を流すのは恥ずかしいからもう避けたい」と、そう思う年齢だったのにも関わらず、ラスト、私、しゃくりあげてしまっていました。

その時子供だった私には、この感情がどういうものなのか、自分で自分に説明できませんでした。
今もできるかわかりませんが(笑)

とにかく泣けて泣けて仕方なかったのです。

エンディングの曲が「もうこれしかない」という一曲です。

誰のなんという曲か知らないまま大人になり、ようやくこの歌に辿り着いた時。
「前奏があって、(声も)映画の時とは違う人が歌ってる?」と一瞬戸惑いましたが。大丈夫。
正真正銘のオリジナル。映画で流れたのも吉田拓郎さんで間違いないようです。
(でも、私は前奏なしの「唐突スタート」が抜群に好きです。)

前奏なしで突然流れ出すエンディングのこの歌。
誰の歌かも、正確な歌詞もわからないまま、私は十数年この歌を頭の中で愛していたように思います。

この歌は(もし興味をもった方がいるのであれば)、映画「刑事物語(1)」を全部観てから、エンディングとしてこの歌と初遭遇していただくのが良いと私はそう思います。

 

刑事物語 エンディング」で検索すると、少年時代の私が感動したそのラストシーン(前奏なし・唐突スタートのエンディング曲)がまるまる収められている動画があったのですが、はてなブログさんで公式に認められている引用元ではないようなので、そちらの動画をここに直接載せるのはやめておきますね。関心がある方は探してみてください。