こうきちの小屋 はるのこうきち雑記ノート

抱きまくら抱きしめて眠るおじさんの日々

選挙 泡沫候補ノンフィクション「黙殺」畠山 理仁 (はたけやま みちよし)

おもしろかった本
2017年 第15回 開高健ノンフィクション賞受賞作
「黙殺」畠山 理仁 (はたけやま みちよし)さん

選挙において「泡沫候補」と呼ばれる方々を追ったノンフィクションです。
著者の畠山 理仁さんはリスペクトを込めて「無頼系独立候補」と表現しています。
ちょっと前に読んだ本なので、内容の詳細は大部分憶えていないのですが、「ものすごくおもしろかった」というのは憶えています。

おもしろかった・・・というのは事実ですが、もっと正確に書くと、読後ちょっとあてられました・・・。
世の中から泡沫候補としてしか見られていないマック赤坂さんの意外な真剣さと、その胆力に。

すごいな、と。
とてもじゃないけど同じことはできないな、と。

身元も明かさずこのブログで日本の政治への失望・不満をちまちま書いているだけの私は、マック赤坂さんの足元にも及ばない存在だな・・・と、今改めてそういうことを思わされてしまう本です(^^;

でも、やれることは人それぞれですからね、同じことはできなくてもそれは仕方ない(笑)

この本、読んでよかった!
それが、読んだその時の感想でした。

黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い (集英社文庫)