こうきちの小屋 はるのこうきち雑記ノート

抱きまくら抱きしめて眠るおじさんの日々

おかず権(けらえいこ さん)

湯船のお湯は熱い方がいい、(でもわが家では「ぬるい方がいい派」に押されている)おじさん、こうきちです。
同じように私が少数派に押しやられているお話をさせてください。

アニメ化された「あたしンち」の方が有名かもしれませんが、けらえいこさんのコミックエッセイ「セキララ結婚生活」「7年目のセキララ結婚生活」、面白いです。
独身時代に購入し、「結婚生活がこんなだったら楽しいだろうな~」と憧れて(?)いました。

そのコミックエッセイでけらえいこさんが「おかず権」という概念(?)を示しておられました。

おかずとは、白ご飯を食べ進めるために必要なもの。
だから、白ご飯がなくなった人にはおかずに手を出す権利はなくなる。
白ご飯をおかわりしたら「おかず権、復活」。
そういう考え方(けらさんご夫妻でのルール)を提示なさっていました。
・・・と、そういうふうに記憶しているのですが、ニュアンスが間違っていたらすみません(^^;

それで、「おかず権」!
私も同じ感覚を持っていました。

しかし!
妻に否定されました。
妻は、少しのおかずで(場合によってはおかずの力を借りず)白ご飯を先に完食。
その後に、おかずのみを、おかず単独の味を堪能しながら食す。
「それがしあわせなひとときでしょう?」と。

妻に影響されたわが子もそちらのスタンスです。

でも、妻は「白ご飯をきちんと食べること」にはこだわりを持っています。
「体に必要なエネルギーを得るために、白ご飯はきちんと食べなさい」とわが子に言います。

おかずだけ食べられればそれでいい(おかずだけ食べればそれでいい)という考え方ではないのです。

不思議・・・。

「口の中で白ご飯の甘さとおかずの味がハーモニーを奏でる」
私はそれを楽しんでいます。

でも、今改めて検索してみるとこういうのは「口内調味」というらしく、日本独特に近い部分もあるようですね。

妻の食事は欧米感覚に近いのかもしれませんね。(眉毛りりしい完全な日本人ですが・・・。)

そんなこんなで、妻とわが子は白ご飯付きの食事の時は毎食白ご飯だけを先に完食し、その後におかず単体の味を堪能しております^^

 

セキララ結婚生活

7年目のセキララ結婚生活