こうきちの小屋 はるのこうきち雑記ノート

抱きまくら抱きしめて眠るおじさんの日々

足の裏のイボ(魚の目と勘違いしたらまずいやつ)

足の裏にできたイボ。医師の治療で完治した。10年ちょっと前。

最初、イボだとは思っていなかった。平べったいし、イボには見えなかった。
でも、「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)」というイボだった。
違っていたらすみませんだが、「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)」のうち、足の裏にできたものを「足底疣贅(そくていゆうぜい)」と呼ぶこともあるようだ。
違っていたらすみません。

『尋常性疣贅(ウイルス性イボ)』の症状、原因、治療法|田辺三菱製薬|ヒフノコトサイト

 

若い頃、足の裏の「魚の目」を市販薬で完治させたことがある。
十分弱らせた後に、数日かけて干からびたような状態にした上で、最後は「芯」の部分をポンッと抜いたというか、ペリッとはがしたというか。
そんな感じで完治させた成功体験を持っていた。

で、それから十数年後、足の裏に同じようなものができていた。
「あ、また魚の目だ。あの時と同じ市販薬で直そう」
そう思って取り組んだのだが、一向に効かない。なんだか様子が違う。

心配になって調べた。
それで「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)」というイボに行き当たった。
魚の目と勘違いして治療するとまずいことになるやつだった。
比較的早めに気づけてよかった。危ないところだった。

「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)」というイボのことは知っていた。
手の甲にできたことがあったのだ。
病院で液体窒素を押し付けてもらい、完治した。
「『これでもか!これでどうだ!』ってくらい念入りにやってください」と医師にリクエストし、実際そうしてくれた。
それで完治した。

その成功体験があったので、同じ医師に足の裏も同じようにやってもらった。
治療直後、うずいてうずいて、歩いて帰るのが大変なくらいだった。
でも、足の裏のこっちはこれでは完治しなかった。
液体窒素をあれだけ押し当てまくってもダメなのか・・・」
それでいったん、この足の裏のイボの治療はあきらめた。

 

数年後。
地面の突起物をそのイボ部分で踏んでしまって「痛っ!」となることが続き、再チャレンジすることにした。
以前の医院は閉院していたので、違う医院に行った。

液体窒素をちょっと押し当てただけで「次は○週間後に来てください」というようなことを言われた。
「え~?!これだけ?そんな何回も何回も通って支払いしたくないよ」と思った。
「治療費を巻き上げようとしているんじゃないのか?」とさえ思った。疑った。
その医院は「お子さん大歓迎の皮膚科」をうたっていたこともあり、お子さん連れが殺到していて順番待ちがすごかったこともあり、違う医院を探すことにした。

休日午前中に行ける皮膚科専門医院を見つけて、そこに行くとことにした。
液体窒素をちょっと押し当てただけで「次は○週間後に来てください」というようなことを言われた。
行くのをやめた医院と同じ対応だった。
足の裏の場合、一度の液体窒素で完全にやっつけることはできないそうだ。
疑ってごめんよ、一つ前の医院。
休日午前中に一番乗りすることで待たされることもなかったので、こちらの医院に通うことにした。

毎回ものたりないくらいの液体窒素押し付けだったが、回数を重ねることで完治した。
正直にいうと無駄打ちに終わる予想もしていたので、うれしい誤算だった。
完治させてくれてありがとうございました。

足の裏のイボは、一回の液体窒素押し付けでは完治しないようですよ。
通うことを覚悟しましょう。

あと、魚の目と間違って市販薬で痛めつけ続けると、同じイボがどんどん増える(広がる)恐れがあるようなので、気をつけましょう。(怖い怖い)

 

治療に再チャレンジしたのは新婚時代だった。
妻が面白がって私の足の裏のイボの写真を毎日撮っていた。
その画像たち、探せばすぐ見つかると思うが、今回ここに貼るのはやめておきます(笑)