こうきちの小屋 はるのこうきち雑記ノート

抱きまくら抱きしめて眠るおじさんの日々

あれは、夜見た夢じゃなかったよ

先日、小学生時代のクラスのマドンナについて投稿した。

haruno-koukichi.hatenablog.com

 

この話に「続き」はないが、この話の起点部分には、とある重要な情報がある。
私はこの小2マドンナに「私が好きなのはね、はるの君」と言ってもらえた記憶があるのだ。

この小2マドンナのことを知っている私の相棒(当時、共にクラスメイトだった)にそのことを打ち明けてみた。大人になってから。
相棒の反応は「夜見た夢を現実と混同し続けてきたんじゃない?」だった。

小2マドンナは当時の相棒にとってもマドンナだったのだ。
そして、引っ越していって二度と会えることはないと思われる小2マドンナは、われわれにとっては芸能人やアニメの登場人物のような次元において、ずっとマドンナであり続けるのだ。
そういう次元ではあっても、小2マドンナの当時の想いびとが私はるのだったなんてことは、相棒も認めたくないのだと思う。

ただ、相棒がそう思って当然な話として、私たち男子は、小2マドンナはリーダー男子のことが好きなのだと思っていた。
クラスで(いや、学年で)一番運動神経がよく、勉強もできて、性格もいい。そんなリーダー男子。
「学年で一番ケンカが強いやつは誰だろう?」の小学生談義が始まると必ずチャンピオンとして結論づけられたリーダー男子。
でも、実際に誰かを腕っぷしでやり込めたことは一度もない、そんな平和主義なリーダー男子。
非の打ちどころがないリーダー男子。
小2マドンナはそのリーダー男子と相思相愛だと誰もが思っていた。

でも、悲しいかな。そんなリーダー男子もガキはガキ。
小2マドンナのことが好き過ぎて、彼女にだけは意地悪を言うのだった。
意地悪を言われてしくしく泣くこともあった小2マドンナ。
でも、そうであっても、この二人は相思相愛。みんながそう思っていた。

今回も貼っている過去記事、それに出てくる小6マドンナの場合はまさにそのパターンだった。
クラスで唯一彼女に意地悪を繰り返す男子。他にそんなことをしてくる男子はいない、唯一の意地悪男子。小6マドンナはその彼と相思相愛だった。

そして、「そういうものだ」というのは、何となく雰囲気で小2の小学生男子だって理解していたのだ。
小2マドンナとリーダー男子が相思相愛。
私だってそう思っていた。

でも、とても珍しいことに先生が受け渡し物の忘れ物でもしたのか、先生の指示でほんの数名だけ放課後の教室に残された時があり。
その時に小2マドンナが私に言ってくれたのだ。
「実は私が好きなのはね、はるの君」と。
天にも昇る気持ちだった。
それが夜見た夢じゃない証拠として、うれしくてそのことを秘密にできずにうっかりある大人(親族でも教員でもない大人)に話してしまったという別の記憶もある。
あれは夢ではなかった。

でも、小2マドンナが偉大過ぎて、現実味がなかったのも事実だった。発展のさせようがないというか。
だから彼女が引っ越してしまうとわかっても、私は何もできなかった。

それに、私はわかっていた。
彼女のことが好き過ぎて意地悪をする男子が多い中、私は彼女に意地悪をしなかった。
それが「やさしい」という評価になったのだ。
でも、違うのだ。私も意地悪したかったのだ、好きだったからこそ。
でもできなかっただけなのだ、度胸がなくて。

当時の私は、年下の小さないとこの女の子がかわいくて意地悪をした。
だから、そのいとこの女の子にはものすごく嫌われていることが後に判明した。
私だって意地悪だったのだ。
だから、リーダー男子たちが彼女に意地悪する気持ちはものすごく理解できたし、正直に言えば、そんな意地悪をできる彼らをうらやましく思っていたのだ。

私は小2マドンナが恐れ多過ぎて意地悪できなかった度胸なし。ただそれだけ。
そのことを私自身が一番わかっていた。

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数十年前。周囲より随分遅れてパソコンを買い、初めてパソコンを触った時。
あなたの名を検索してしまいました。
今改めてあなたのことを検索はしません。
私は健康でしあわせにやっています。
あなたも健康でしあわせであることを祈ります。

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そして、わが子よ。
お父さんがお母さんをからかってばかりなのは、お母さんが好きだからだよ。
って、それはわが子もわかってくれてるか(笑)
お父さんはお母さんに「脳みそ小学生」と言われているでしょ?お父さんは今小学生をやっているんだよ
(^-^)

 

 


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