こうきちの小屋 はるのこうきち雑記ノート

抱きまくら抱きしめて眠るおじさんの日々

エルピス

はるのこうきちと申します。「将来、絵本作家になれたらいいなあ・・・」と思っているおじさんです。

テレビドラマ「エルピス」が話題だったようですね。

私が住んでいる地域では「フジテレビ系」での放送だったので、放送開始直後の評判に対して、疑心暗鬼(?)でした。

フジテレビといえば、安倍元首相に対して無条件的に全肯定・大絶賛の解説委員(?)がいるとネット記事にあったので、そういうものに積極的に触れたいと思わない私としては、フジテレビ系には極力チャンネルを合わせないようにしています。

でも、このドラマの脚本家の記事等を目にするうちに、「あ、本気だったんだ・・・」と思いました。
ドラマ、評判になって良かったですね^^
私はドラマは観ずに、ネット記事でラストまでのあらすじを把握させていただきました(^^;

私が思ったのは、二つ。
「現政権に肯定的な方々はこのドラマを観たのだろうか?」ということと、
「現政権に肯定的な方々がもしこのドラマを観たとして、どういう感想を抱くのだろう?」ということでした。

若い方々だと
「日本ではこういうことはないだろうけど、独裁国家とかだったら本当にありそうだね~。怖いね~。でも最後、こういうラストでちょっと救われた~。自分が今生きているのが日本でよかった~」
・・・とか、そんなこと思うのかな?
そういう不安を抱きました。

若くはない現政権肯定派なら
「はいはい、否定派はドラマの世界でせいぜい喜んでな。現政権に否定的な奴らがどんなに騒いだって、世の中は変わらないんだよ。
現政権のままでいいんだよ。否定派たちのガス抜きになったなら『はいはい、良かった良かった良かったね~』くらいのもんだよ」
・・・とか、そんなこと思うのかな?

若くはない現政権肯定派がそういう感じで受け流すのは何となくそういうものだろうなと思うのですが(あるいは、そこまでではなくても「現政権に問題が多いのはわかっているけど、今の野党に政権担当能力があるとは思えないから委ねる気にはなれないんだよ」という感じだと思うのですが)、このドラマのあらすじを完全なフィクションだと思っている「若い、現政権肯定派」の方々がいるのなら、ちょっと残念に思います。

『ドラマ「エルピス」の詳細な設定はフィクションでも、日本では似たようなことは実際にたくさん起こっているようですよ。』

ドラマ「エルピス」で奮闘なさった制作スタッフ・出演者の皆様には、今後も引き続き『そのこと』を若い方々に訴え続けてほしいなと思った私でした。

エルピス ―希望、あるいは災い―

 

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