こうきちの小屋 はるのこうきち雑記ノート

抱きまくら抱きしめて眠るおじさんの日々

本・読書

ブログをやってよかったこと

他の方のブログを読ませていただくことで、それまで知らなかった本、漫画、歌を知ることができました。 下のこちらの歌も、他の方の「はてなブログ」の記事で最近初めて知りました。 www.youtube.com とてもおしゃれなミュージックビデオなので、私のような…

「ポジ圧に屈しない」「ネガティブ思考で成功する」

図書館で、表紙にこういう見出しのついた週刊誌を見つけ、借りて読みました。「ポジ圧に屈しない」「ネガティブ思考で成功する」AERA(アエラ)2023年7月17日増大号 そうですよね。例え仕事であっても、何でもかんでも積極的にスタートさせればいいってもん…

「知ってはいけない 隠された日本支配の構造」矢部 宏治 (講談社現代新書)

こちらのネット記事(上の方)、4コマ漫画がたくさんあって、興味深く読ませていただきました。 book-sp.kodansha.co.jp gendai.media 以前からネット記事や書籍広告でちらちらお見掛けし、関心は持ち続けている本です。(本は読めていませんが、ネット記事…

毒吐く晩もあっていい

前回の記事で「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」という本に触れ、 「こういう感じでうまくやり過ごせると楽ですよね~」という思いで記事を終わらせた私ですが・・・ 今日は毒を吐こうかな(笑)人間だもの。朝令暮改(?)だってあるさ。二面性…

「傷つかなくなることについて」(村上春樹さん)

エッセイ本「村上朝日堂はいかにして鍛えられたか」に、『傷つかなくなることについて』というタイトルのエッセイがありました。たしか20代で初めて読んだ時は「そういうものなのかな・・・」「俺もそうなれるかな・・・。なれたらいいな・・・」と感じてい…

「69」村上龍

私がこれまでの人生で一番笑った小説、それがこの「69」だったように思います。 この記事は予約投稿なので、アップ時点での私の読者登録数は減っている(or増えている)かもしれませんが、記事作成時点では私史上最多の「69」になっていました!その「69記念…

友情(吉本ばななさんの言葉を借りて)

以前、吉本ばななさんの書籍、「吉本ばななが友だちの悩みについてこたえる」を下の記事で紹介させていただきました。 haruno-koukichi.hatenablog.com その本の中にこういう一節がありました。(P92) これは私にとっての友情観であって、皆さんにとっては…

「ともだち100人できるかな」の逆を言うような

いつもだと橋本治さんの本は私の頭には難し過ぎますが、橋本治さんのこの本「ぼくらのSEX」は読みやすくて、面白かったです。 「恋愛」については、私はちょっと完全には受け入れられない部分もありました。橋本治さんは、恋愛については「恋は尊敬から始ま…

これからどうなりたいのかに目を向けろ

お題「心に残っていることば」 もう数十年前のこと。20歳を少し過ぎた頃でしょうか。恥ずかしながら、幼少期から自己肯定感が低かった私は、20歳を過ぎても「俺はなぜこんな人間なんだろう・・・」の只中にいました。 「加藤諦三さんの本」を何冊も読んでし…

「今日拾った言葉たち」武田砂鉄

私、あまり「尊敬している」という言葉を使わないのですが、この本の著者、武田砂鉄さんのことはひっそりと尊敬しています。お名前はペンネームのようですが、顔もさらした上で、政治やその周辺のことについて、おかしいと感じたことはおかしいときちんと表…

「心のおもらし」佐藤二朗

この本、図書館にあったので借りてきて読みました。 おもしろすぎました^^表紙の「りんごに爪楊枝」も意味がありますよ(笑) もう、おもしろすぎて、「どうやったらこんなおもしろい文章が書けるようになるんだろう・・・(いや、俺は絶対にこんな文章を…

人生相談の本、おもしろい

人生相談の本が好きです。 週刊誌の1コーナーなら回答者が誰でも惰性で読む気もしますが、一冊の本となると、好きな作家さん、信頼している作家さんが回答者じゃないと読まない気がします。 以下は、私の胸に内容がす~っと入ってきた人生相談の本、一覧で…

「ぼくのメジャースプーン」「図書室で暮らしたい」辻村深月

辻村深月さんのエッセイ集「図書室で暮らしたい」を図書館で見つけたので、借りてきて読みました。心に沁み入ってくるお話が連なっていました。でも途中、「私のような者がこの本に手を伸ばして良かったのだろうか・・・」という後ろめたさも感じました。私…

杉並区大改革 他 色々

私、下に貼ったこの過去記事「映画『タイタンズを忘れない』」で、 haruno-koukichi.hatenablog.com 「分断されたあちら側とこちら側が分かり合うことの希望の光」のようなことを書いたのですが、今の日本で政治について考え方が違う人が、お互いをある程度…

一人で90km歩いた

随分昔のこと。私が20代前半だった頃、90kmほどを一人で歩いたことがあります。前回の記事で書いた「ヒッチハイク」よりは後のことです。 haruno-koukichi.hatenablog.com 当時、実現させたいことがありまして。具体的な事象というよりは、「心の持ちよう」…

世の中はせまいよ

私、ブログの内容から身バレすることを恐れていまして、そういうことを何回もこのブログ内で書いてきました。心配性だなあと思われても仕方ないとは思っていますが、世の中って、意外とせまいですよ。本当に。 今回は「うわっ、世の中せまい・・・」と思った…

「HSP」ってなんじゃらほい?

英語由来のカタカナ言葉があまり好きじゃありません。「理解できない言葉が増えて困る・・・」もあれば、「日本語で置き換えできるよね?それなら日本語の方がいいよね?」もあれば、「どうせあたしゃわかりませんよ、ふんっ」のひがみもあり。 ------------…

「お母さんという女」(益田ミリ)

益田ミリさんの著作を好んで読むおじさん、こうきちです。独身時代、すーちゃんシリーズを好んで読んでいたのですが、途中で、益田ミリさんの別の著作か何かで「益田ミリさんはパートナーさんと同居中」と知り、その時は「うそ~ん」と思いました(^^; い…

「にげてさがして」 ヨシタケシンスケ 

これまでの人生で何回か「大逃げ」をかましました。その時は敗北感・挫折感にまみれたおじさん、こうきちです。 でも、後になって考えるに、あの時撤退して良かったんだと思えるようになりました。 逃げて、いい。 ーーーーーーーーーーーーー 私、絵本作家…

シュナの旅(宮崎駿)

映画ではなく原作漫画の「風の谷のナウシカ」は私にはちょっと難解でした。映画版が私にはちょうど良かった^^そんなおじさん、こうきちです。 「シュナの旅」 著者:宮崎駿さん30年以上前に購入し、自分が所蔵しているのは頭の片隅にあったのですが、ずっ…

アシタカ無双 (宮崎アニメ「もののけ姫」)

夢の中で(一度だけですが)自分が取り組んでいたスポーツで超人的な大活躍をしたことがあります。こうきちです。したことがあります・・・って、「(そういう夢を)見たことがあります」の間違いですよね(ぷぷぷ)。でも訂正せず。あの夢は爽快でした・・…

エッセイ「のはなし」シリーズ 伊集院光

数年前、伊集院光さんのこの「のはなし」というエッセイ、面白くて面白くてノンストップで読みました。小見出しが全て「〇〇のはなし」なので、「のはなし」というタイトルになっています。シリーズ4冊目まで出ているようです。全部読みました。それを思い…

「ダンス・ダンス・ダンス」 心に残っている場面

20代に村上春樹さんの著作を好んで読んでいました。その事実を誰とも共有せず、自分だけで読んでいました。かつて、そんな若者だったおじさん、こうきちです。 軽いネタバレ含みます。 長編の中では私は「ダンス・ダンス・ダンス」が一番好きだったかもしれ…

レイコさんの作中年齢を遠く越え(「ノルウェイの森」) 

20代に村上春樹さんの著作を好んで読んでいました。村上朝日堂シリーズなどエッセイも好きでした。その後も、「そうだ、村上さんに聞いてみよう」シリーズ(?)はじめ、図書館で見かけると読ませていただいていましたが、「1Q84」以降は読めていません。数…

伊坂幸太郎「PK」

伊坂幸太郎さんの小説、十数年ほど前にかなりはまりました。その時図書館にあったものは、ほとんど全て読みました。 「PK」伊坂幸太郎さんこれは最近初めて読みました。 私の頭では各編のつながりや時系列がきちんと把握できず、ちょっと消化不良でしたが…

マヨネーズ状なのにできるのか・・・?

沖縄。私は沖縄のことをほとんど知らないので、せめて「米軍『普天間』飛行場の『辺野古』移設問題」だけでも今よりは知っておきたい・・・。 そう思っていた時に出会えた本「職業政治家 小沢一郎」佐藤章さん:著第2章「辺野古埋め立ては必要か」 鳩山元首…

死ぬまでに、もう一度だけでもいいから^^

はるのこうきちと申します。「将来、絵本作家になれたらいいなあ・・・」と思っているおじさんです。 私、政治に関心はあります。でも、政治関連のことは難しくて、読んだ知識をなかなか記憶できません。だから、居酒屋なんかで酔っ払ったおじさんに政治談議…

選挙 泡沫候補ノンフィクション「黙殺」畠山 理仁 (はたけやま みちよし)

おもしろかった本2017年 第15回 開高健ノンフィクション賞受賞作「黙殺」畠山 理仁 (はたけやま みちよし)さん 選挙において「泡沫候補」と呼ばれる方々を追ったノンフィクションです。著者の畠山 理仁さんはリスペクトを込めて「無頼系独立候補」と表現して…

プチ鹿島さん

「スラップ訴訟」ってご存じですか? 発信力がない私のこの雑魚ブログが標的にされることはないはずですが、ジャーナリスト等が巻き込まれる場合で意訳すると、「力(権力・財力)を持った側が、自分にとって都合の悪い意見を圧殺するために、訴訟を起こして…

クイズ、「これ、だ~れだ」その4(最終回)正解発表

はるのこうきちと申します。「将来、絵本作家になれたらいいなあ・・・」と思っているおじさんです。 クイズ「これ、だ~れだ?」その4 今回は文章問題でした。前記事で出題をしたのですが、再掲します。 2018年7月に広島県をはじめとして大規模な被害が出…