こうきちの小屋 はるのこうきち雑記ノート

抱きまくら抱きしめて眠るおじさんの日々

スターバックスvsいなかっぺおじさん(私)

田舎者おじさんには田舎者おじさんの戦い方がある。それをスターバックスに見せつけたおじさん、こうきちです。
もとい。
戦ったと思っているのはこちらだけ(^^;

この冬、人生初でスターバックスに入店しました。
「せざるをえない」状況になりまして。

妻とわが子が大都会で用事ができ、用事が終わったらそのまま移動&宿泊に移行する日ができまして。
私は用事の間の荷物番を命じられました。
その用事の場では荷物は預かってもらえない、妻以外の同行者は認められないということで、私の出番。荷物番。
妻が調べてくれて「荷物を置けて数時間過ごせるのはこのスターバックスしかなさそうよ」と。
「そっか、了解」、と。

スターバックスが恐ろしいところだというのは、著名人の(多分穂村弘さんの)エッセイで知っていました。
恐ろしい・・・。
でも、私は決めました。
田舎者おじさんには田舎者おじさんの戦い方がある。それをスターバックスに見せてつけてやる、と。
(「スタバ」とは略しません。なぜなら、田舎者おじさんだから。キリッ。)

当日。
スターバックスに着きまして、「妻が注文してきてくれないかなあ・・・」と思ったのですが、言い出せる雰囲気ではなく、当然のように私が一人で入店しました。

私の注文の順が来た時、私は予定通りに言いました。
「初めて利用するので、何もわかりません!
あったかいコーヒーで、砂糖なし、ミルクなし、一番小さいサイズのをください!
もしコーヒーに種類があるなら、一番基本のやつで」(にこっ)

「でしたら、こちらですね」

注文成立しました。受け取れました。勝ちました。
いや、勝ったかどうかはわかりませんが「エイドリア~ン!!」(映画「ロッキー」より)、そんな気分でした。

そんな私の気分などに構っていられない、わが子との用事を控えた妻は「じゃあお願いね」と去っていきました。

私はここで気づきました。
コーヒーの紙コップにわけがわからないフタが付いていることに。
「なんじゃこりゃっ?!」
そう言えば、妻がコンビニで買うコーヒーにもこんなフタが付いていたような。
でも、私には未知との遭遇でした。

さらに不幸なことに(?)私が選んだ席は、店外のテーブル席でした。
大量の荷物と共に「たったコーヒー一杯」で4時間粘る都会心を田舎者の私は持ち合わせてなく、罪滅ぼし的に店外の席を選んだのですが・・・
ガラス張りの窓際席のみなさんの顔はみなこちらを向いているのでした。マジか・・・。
この席、超居心地悪い・・・。
いや、おしゃれスターバックスを選ぶ利用客様が、店外テーブル席の防寒ジャンパーのいなかっぺおじさんに興味は示さないですよ。
そんなことはわかっています。わかっていますが。

私に残された選択肢は二つ。
一つは田舎者丸出しで、恐る恐るカップ(フタ)に口をつけて試行錯誤してみること。
(構造上、正解はなんとなくわかりますが、「そんな飲み方で熱くないのか?!」という不安がありました。)

もう一つの選択肢は、田舎者丸出しで、「このフタ、なんだ?!邪魔だっ!!」とフタを取り去って飲み始めること。


葛藤4分。


私は後者を選び、そして、安息を手に入れました。
スターバックスに勝ちました。(どちらかというと、負けですか・・・?)(どうでもいい?・・・そうですよね)

冬なのに店外の席を選んだせいで、途中「おしっこ漏らすかも・・・(マジで)」「でも、荷物置いたまま席を離れて置き引きにあったら妻に合わせる顔がない・・・」という、生きるか死ぬかの大葛藤が私の中で勃発したのですが・・・、まあ、そのお話は割愛で(^‐^)

スターバックスに恨みはないですが、田舎者おじさんの私が利用することは二度とないと思います(笑)

(後日の補足:
注文カウンターで私の注文を受けてくれた店員さんはとても感じがよかったです。
注文を受けてくれたのがあなたでよかったです。ありがとう^^)

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