かれこれ15年ほど、作業服以外は自分用の服を買っていないような気がする。もっとか?
えり付き長袖シャツが特にそうだが、摩擦で傷んでえりがボロボロになっている。
マンガ「修羅の門」では、主人公陸奥九十九の道着が闘いの歴史を表すかのように毛羽だっていて、それが闘気が立ち上っているようにも見えてかっこよく思えていた。
でもだからといって、私の私服の長袖シャツのえりが毛羽だっていても、それをかっこいいと思う人は誰もいない。
私自身それをかっこいいとは思っていないが・・・、でも、買い替えようとまでは思わない。
着られているんだから別にいいじゃない。
安月給の自分がこういう気質で本当に良かったと思う。
先日ニュースの中で、日本の労働者の平均年収が数字として挙げられていたが、私の年収はほぼ同額だった。
中年おじさんなのに!?
ちょっと恥ずかしかった。
でも、私の妻は私のその給料を「高給だよ」と言ってくれている。
貧しくったって、しあわせならそれでいいのさ^^
「まんが日本昔ばなし」のお百姓さん老夫婦みたいだな、と思った。
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