わが子は発達障害と診断されましたが、元気に育っています。
小学校は特別支援級に通う形を選択しました。入学後も不登校の期間がありましたが、日々頑張って成長しています。
幼稚園から保育園に移ったお話は過去記事で触れました。
haruno-koukichi.hatenablog.com
移ったその保育園で過ごす最後の年の夏。
夏祭りで園児がダンスをお披露目するという。
わが子は発達障害児としての特別枠(?)で通わせてもらっていたので、妻が言うには、本当ならそのダンスのお披露目には参加できなかったのだそうです。
でも、先生方の配慮でわが子も参加できることになりました。
わが子本人も「参加したい」ということで。
保育園の夏祭りの日。
コロナ禍の前だったので、たくさんの親御さんが集まっていました。
おじいちゃんおばあちゃん。園児の兄弟姉妹も。たくさんの人が集まっていました。
みんな笑顔でそれぞれにとってのアイドルにカメラを向けていました。
わが子がダンスお披露目会に立てている。
そして頑張って踊っている。
私と妻は涙を止められませんでした。
誰にも気づかれることなく、私と妻、二人だけが泣いていました。
いつもの保育園だけど、いつもとは違って特別な。
そんな保育園の夏の夜でした。
今でも、その時のダンスに使われた歌を聴くと、目頭が熱くなる私です。