こうきちの小屋 はるのこうきち雑記ノート

抱きまくら抱きしめて眠るおじさんの日々

「HSP」ってなんじゃらほい?

英語由来のカタカナ言葉があまり好きじゃありません。
「理解できない言葉が増えて困る・・・」もあれば、「日本語で置き換えできるよね?それなら日本語の方がいいよね?」もあれば、「どうせあたしゃわかりませんよ、ふんっ」のひがみもあり。

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「『コンセンサス』って何?サクサク食感の新しいおしゃれな洋菓子かい?
んなわけないか。・・・この文脈でいうと『意見の一致』『合意(合意形成)』なんですね。・・・じゃあ『合意』でいいんじゃない?新聞社さん。」
かつて、そんなことを思ったことがある昭和の男、こうきちです。

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数年前のある日、妻から切り出されました。
「私、まず間違いなくHSPだと思う。それでね、わが子も間違いなくHSPだと思う。子どもの場合はHSCとも言うらしいんだけど。わが子のために参考になるから、この本、時間がある時に読んでおいてくれる?」

HSPって何?青魚に含まれる脳にいい成分かい?って、それは違うよね。文脈でわかるよね。※1
HSPというのは、「ハイリー・センシティブ・パーソン」の頭文字を取った言葉だそうです。
「視覚や聴覚などの感覚が敏感で、非常に感受性が豊かといった特徴を生得的に持っている人のこと」だそうです。
で、HSCは、「ハイリー・センシティブ・チャイルド」。

ネット等では「繊細さん」と表現されることも多いみたいですね。

※1,ちなみに、青魚に含まれる「脳にいいと言われている成分」は、EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)だそうです。

渡された本はこちらです。

HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばい敏感な子

この本、渡されてすぐ読みました。

感想。
「うん、確かに妻はそうだと思う。わが子も・・・たぶん、そうなんだろうな。
いや、その前に・・・、俺もHSP確定なのですが(苦笑)」

この本、読んでよかったです。
P154の
「少なくとも、子どものために、この本を買って読んでいる、それだけで、じゅうぶん素晴らしい親御さんだと思います。」
この部分を読んだ時、涙出ました(T-T)

P155~159の「マンガ」「イラスト&コメント」も心に沁みました。

 

「繊細さん」に興味を持たれた方は、こちらもどうぞ~

www.huffingtonpost.jp

 

ただ、HSPが世間に浸透してきたことによって、『繊細さん』をターゲットにした診療ビジネス(?)が広がりを見せているのだそうです。
「私が生きづらかったのはHSPだったからなんだ・・・」と、
そう思えることで楽になれるのならそれは悪いことではないと私も思いますが、どこかに出向いたことによって高額の診療費を請求されないよう事前調べ・自己判断をしっかりなさってくださいね。