こうきちの小屋 はるのこうきち雑記ノート

抱きまくら抱きしめて眠るおじさんの日々

「時間」「新しい縁」、もう一つは・・・

お題「大失恋をしたときどう立ち直りましたか?」

自分で「大失恋」というのは恥ずかしいので、私が「失恋」した時の助けになったものを挙げてみたいと思います。
一つ目は「時間」ですね。言うまでもないですね(汗)。
二つ目は「新しい縁」ですね。私は妻と出会えて、それまでのマイナスなことがすべて「ちゃら」になりました。「ちゃら」どまりではなく、おつりももらえたくらいの感じです!妻のおかげで人生が拓けました。

「時間」について少しだけ書き足すと、過去の交際で別れの意思を告げられた際に一度だけ「1ヶ月後に最終意思を確認させてほしい」と時間の猶予をもらったことがあります。
その日にぶちっと縁が切れるのはつら過ぎて、一応そうお願いして、でもその一ヶ月の間に「もうダメなんだろうな・・・」というのが自分でも納得できてきて。

相手さえ応じてくれれば、そういうワンクッションをもらうことはダメージの軽減につながるようには思います。
(ご質問「どう立ち直るか」の答えにはなっていませんけども・・・)

三つ目は、「『俺だけじゃないんだもんな・・・』と自分で思えたこと」
個人の経験はあくまでも個人的なものなので、苦しんでいる人に「そういう苦しさはみんな乗り越えているんだよ」と言ってしまうことは避けたい。
それは承知しています。

人に言うのも、人から言われるのも嫌ですが、私の場合、「自分で」そう思えました。

正確に言えば、テレビから聞こえてきたフレーズに「はっ」としました。
「恋愛もの」ではなかったのですが。

リリー・フランキーさんの「東京タワー」
小説は読みました。
映画は未見です。
単発で放送されたテレビの2時間版は観ました。(母役が田中裕子さんであるところに惹かれました。)
テレビの連続版は観ていません。

で、多分ですが、私が観た「テレビの2時間版(母:田中裕子)」ではなく。
たまたまテレビの「連続版」の最終回の最後の方だけ、たまたまチャンネルが合っていたように思います。

(図書館で小説を確認したら、そんなフレーズはなかったので、私の記憶違いかもしれません。
テレビ版の担当作家さんがそういうフレーズを足したのかもしれません。
私にはそれはわかりません。。。)

私が何を聞いたのかというと・・・、
お母さんを亡くした主人公が悲しさを抱えながらも、
「今こうして街を歩いている人の中にも、俺と同じようにオカンを亡くしたのに今日もしっかり歩いている人がいるんだろうなあ・・・。みんな頑張っているんだな・・・」と、
そんな感じの「心の独り言」をつぶやく、そういうシーンに触れまして。

そのシーンのおかげで、「失恋で悲しい思いをしているのは俺だけじゃないしな・・・」と自分でそう思えました。

それで、失恋ソングを聴きました。
「いったん、とことん、悲しみに浸るため」ではなく、
「こういう歌が世にたくさんあるということは、世の中の皆さんもみんな失恋を乗り越えてその後の人生を送っているんだよな・・・」と思うために。
そう思うために聴きました。そして、実際にそう思えました。

あくまでも「私の場合」の話です。
この記事自体が「みんな乗り越えていることなんだからさあ」のニュアンスになっている気がしないでもなく、そこは恐る恐るの投稿になっています(汗)

「『自分で』そう思えたら、楽かもしれません」
そういう話のつもりでした。

 

(失恋も、場合によってはうつ病の原因になるくらいの重大なストレスであることは承知しています。それでも、「何とか乗り切ってください。乗り切れますように・・・」という祈りのようなことは思います。私の子もこれから先、恋をするでしょうし、何回かは失恋もするでしょう。わが子に対して特に、そう祈ります。「めげずに、少ししたら前を向くんだよ」、と。)

ちなみに、先ほど書いたような失恋回復期に私が聴いた「三大ソング」がありまして。

「10 years」   渡辺美里さん
「それから」爆風スランプ
「風景」       叫ぶ詩人の会

この三つがそうでした。

叫ぶ詩人の会の「風景」、数ヶ月前にユーチューブ検索した時は見つからなかったのですが、今日、ヒットしました^^
この歌、世の中にはあまり知られていないと思うのですが、私には名曲です。
私にとっては「俺だけじゃないんだもんな・・・」と思わせてくれた歌でした。


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haruno-koukichi.hatenablog.com

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