はるのこうきちと申します。「将来、絵本作家になれたらいいなあ・・・」と思っているおじさんです。
あだち充先生の「ショート・プログラム」という短編集2冊が面白かったので、他にも同じような短編集がないかなとブックオフで探していて見つけた1冊、
高橋しん「さよなら、パパ。」(「いいひと。」another story集)
その中にあった短編「見合いでごはん」
面白かったです。(高橋しん先生の漫画です。あだち充先生の漫画ではありません。)
本題のその前に、私「いいひと。」は読んでいません。
たぶん私が「コンビニ立ち読みフル回転」していた時代に連載されていてテレビドラマ化もされた人気作だと思いますが、主人公が「いいひと」なのが伝わってきて怖気づいて読むのを避けました。
私、「いい人でありたい」「おてんとうさまに胸を張れる自分でありたい(可能な範囲で・・・、ですが)」そう思っていますがそう努めているだけであって、心の芯からの善人ではなく、私の場合、「ちょっとグレードが下がった『いい人』」。そのあたりどまりの「いい人」。
そういう自覚があるので、正真正銘の「いい人」を直視すると、なんといいますか、なんとなく卑屈になってしまいそうというか。自分のうすっぺらさ・こずるさを突き付けられるようで。
自分をそういう状況に追い込みたくなくて、「いいひと。」を読むのは避けました。
なので、この短編集、よくわからない部分がたくさんありました。
でも「まあ、何となくこういう感じなんだろうなあ」という読み方でも、十分楽しめた一作が「見合いでごはん」でした。
お見合いの漫画でした。
私のブログ、「結婚」の話題が多くてすみません。
私は結婚したい希望があったのに、結婚できずにいました。
だから、私にとっての結婚は「しあわせな結果」です。
でも、最初から結婚を希望していない人もいます。「しあわせな人生=結婚した上での人生」なんてことは思っていない、そういう方。
私が「結婚できたからしあわせ」という感じで何かしら表現を間違えると、「結婚していない者たちが不幸みたいに言うなよ」と、そういう不快感を感じる人がいたと思います。
私のこれまでのブログで不快な思いをされた方がいたら、すみませんでした。
(誰からもそんなことは言われていませんが、そう思いました。)
話を戻しますね。
この短編漫画「見合いでごはん」。「いいひと。」を読んでいない私が読んでも面白かったです。
で、ページ数は少ないのに途中から映画を観ているような感じになりました。
(表現力がなくて、お恥ずかしいです。)
そして、(あくまでも私の場合は、ですが)涙が出ます。
この漫画に出てきたこの二人(三人)がこの後しあわせであればよいなと思いました。