こうきちの小屋 はるのこうきち雑記ノート

抱きまくら抱きしめて眠るおじさんの日々

はじめ人間ギャートルズ エンディング曲「やつらの足音のバラード」


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はるのこうきちと申します。「将来、絵本作家になれたらいいなあ・・・」と思っているおじさんです。

「やつらの足音のバラード」
アニメ「はじめ人間ギャートルズ」のエンディング曲です。作曲はかまやつひろしさんです。歌唱もそうかと思い込んでいましたが、歌唱は別の方でした。

観ていた子供の頃から、子供ごころに「かっこいい歌だなあ」と思っていました。

今回、「しゃれ」に使わせていただくこと、お許しください(汗)

文芸社第23回えほん大賞 ストーリー部門」。
私の作品は最終ノミネート8作に残してもらえていましたが、「大賞」受賞を逃しただけでなく、「優秀賞」「特別賞」も逃しました・・・。何にもないです。

そう
「なんにもない なんにもない まったく なんにもない」
です(笑)

ただ、私はこれに少しホッとしています。
いえ、大賞を逃したこと、本当にショックでした。
ネギ怪人の作品に「塚本やすしさん」あるいは「花田栄治さん」が絵を付けてくださったら・・・
それを想像すると胸が躍る日々でした。
だから、落選はショックでした。

でも、優秀賞や特別賞でなくてよかったと思っています。

 

今日の発表とは別の、老舗・童心社さんのコンテスト「絵本テキスト大賞」は、今改めてネットで確認してみたところでは「大賞は童心社より単行本として刊行し、所定の印税をお支払いいたします」とあります。
大賞をとれば、「出版化の夢が叶う」。
そして、大賞を逃した(次点である)「優秀賞」には規定がありません。
(過去の開催回について、もし、そうでなかったら、すみません。)

老舗・童心社さんの「絵本テキスト大賞」の次点作は、場合によっては「童心社さんの絵本テキスト大賞で優秀賞を獲得した作品です」というアピールポイントを得た上で、改良を加え、他の出版社への持ち込みも可能なのでは、と思えます。

 

 

今日私の落選が確定した「自費出版を手掛ける文芸社さん」の「えほん大賞」の規定は、
「入賞(=大賞・優秀賞・特別賞)作品に関しては、著作権の一部(出版権)を主催者側に設定いただくものとします」とあります。

(大賞ではなくても)優秀賞の賞金10万円、特別賞の賞金5万円は、金額的も十分ありがたいですし受賞の誇りを得られるものですが、優秀賞・特別賞の作品は文芸社さんが「出版します」と言ってくれない限り「読者の皆さんの目に触れることのない作品」になってしまいます。
そうなった場合の作者さんの悲しみを代弁して言ってみるならば、「飼い殺し作品」になってしまいます。

もし今回私の「ネギ怪人をやっつけろ」が優秀賞あるいは特別賞だったら、私は絶望とまでは言わなくても、落胆したと思います。

でも「なんにもない」でホッとしました。(悔しさとともに。)
私は、多分この先、「ネギ怪人をやっつけろ」に自分で絵を付けます。
不十分であれば、絵の描き手さんとの出会いを模索すると思います。

頑張ります。

でも、優秀賞・特別賞の方々は、(例外があるのかまでは調べていないですが)、文芸社さんで自費出版するしか道がないように思います。
私のように納得のいく自費出版であればいいと思います。
(ただ、私の自費出版はコンテスト経由ではありませんでした。)

私は、文芸社さんから「ぼくはてつぼうがすきじゃない」を出版し、そのことに悔いはありません。
いい思い出です。いい経験させていただきました。

自費出版を手掛ける文芸社さんに望むことをここで書いてよいのならば、「優秀賞」「特別賞」については出版権は設定せず、老舗・童心社さんのように「大賞のみ」に出版権を設定していただければ、応募者全員がハッピーになれると思います。

(私、文芸社さんの回し者ではありませんが、フェアな情報提供にしたいので書いておくと、ヨシタケシンスケさんの絵本・著作をたくさん出版している白泉社さんの「MOE創作絵本グランプリ」も、文芸社さんのえほん大賞とほとんど同じです。
グランプリ(=大賞)は「MOE誌面掲載後、白泉社より絵本を刊行」。
ここから大事!ですが、グランプリではない、「準グランプリ」「佳作」についても「優先出版権・雑誌掲載権はすべて白泉社に帰属します。」とあります。文芸社さんとほぼ同じです。
文芸社さんだけが「飼い殺し」「囲い込み」と呼ばれかねないことをしているわけではないようです。

さっきと同じになりますが、白泉社さんも「準グランプリ」「佳作」については優先出版権は設定せず、老舗・童心社さんのように「大賞のみ」に出版権を設定していただければ、応募者全員がハッピーになれると思います。
そうしましょうよ(笑)
同じ作品を同時に数社のコンテストに応募するようなマナー違反者に備えての部分もあるのかもしれませんが、出版権を取られて日の目を見ないままというのは、作者さんにはつらいと思います。

白泉社さんの「準グランプリ作」「佳作」が後に何作くらい出版されたのはわかりません。
MOEのバックナンバーは持ち合わせていないので(^^;


要望を書いてしまいましたが、自費出版を手掛ける文芸社さんは「大賞作品」は確実に出版してくれています。それは調べました。

私が「(賞が)なんにもない」だったから、自費出版を手掛ける文芸社さんに八つ当たりしているわけでもなく、優秀賞・特別賞の皆さんを不当に貶めようとしているわけでもないこと、ご理解いただけると幸いです。

 

今回優秀賞・特別賞だった皆さん!おめでとうございます^^

自費出版をもちかけられたら、交渉してみることをおすすめします^^
「え~っ!?文芸社さん負担で出版してくださいませんか~?お願いします!飼い殺しの不本意な評判も払拭できますよ!」って^^

また、えほん大賞の審査員の皆さんをチェックすると錚々たる顔ぶれでしたので、陳情なさるのもいいと思います
「出版権だけ取られて(それなのに出版していただけないと)悲しいです。困っています」と。
出版権を返上していただけるかもしれないし、次回コンテストから出版権の設定が「大賞だけ」になるかもしれない。
もしそうなったら、これまでそういう不安を抱えて応募していた皆さんから、感謝されると思います!
 

ご武運を^^

 

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