こうきちの小屋 はるのこうきち雑記ノート

抱きまくら抱きしめて眠るおじさんの日々

「にげてさがして」 ヨシタケシンスケ 

これまでの人生で何回か「大逃げ」をかましました。その時は敗北感・挫折感にまみれたおじさん、こうきちです。

でも、後になって考えるに、あの時撤退して良かったんだと思えるようになりました。

逃げて、いい。

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私、絵本作家になりたいなあという夢を持っていまして。
「逃げて、いい。」
「そういう絵本を描けたらいいなあ・・・」
そう思いテキスト(文章)だけ完成させた頃、雑誌の中で全く同じ趣旨・同じ目的の絵本が紹介されていました。
しかも、私も好きなヨシタケシンスケさん作。
「にげてさがして」 

にげてさがして

 

あ、これはもう私の出る幕はないな、と思いました(笑)
元々、私に世間からの需要はないのですが(ぷぷぷ)

ヨシタケシンスケさんのこちらの作品は未読ですが、早く読みたいです。
書籍紹介で内容はだいたいわかっているのですが、読みたいです。

逃げて、いい。そして、探そう。

そう思えないくらい追い詰められている人に
「そう思ってもいいんだよ」
と届けてくれる一冊なのだと思います。

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最後にわが家の話ですが。
わが子は発達障害があり、妻は「わが子を逃げるべき場所から逃がして、次の居場所を探す」、それを全力でやってくれました。
妻は本来、私と違って子どもには「頑張らせる」スタンスです。「全てから逃げるような子にはなってほしくない」、と。
でも、「わが子がこのままこの環境にい続けたら、わが子が壊れてしまう」、そう思った時は全力でわが子を逃がしました。そして新しい環境を探し当ててきてくれました。
わが妻ながら、見事でした。見事です。(現在進行形です。今後もきっとあると思います。)

みなさん、必要な時は、逃げて、探しましょう。

 

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