姪っ子・甥っ子に好かれていたおじさん、こうきちです。
今回の書き込み、「好かれていた自慢」です(^^;
わが子とのしあわせなエピソードもたくさんあるのですが、身バレはなるべく避けたいので、わが子エピソードは最小限にしています。
甥っ子の話。20年以上昔のこと。
夏休みの帰省が甥っ子一家と重なった夏。
甥っ子1は小学生で宿題あり。
甥っ子2は未就学の保育園児で宿題なし。
甥っ子1が宿題を頑張ろうとしているのに、宿題がない甥っ子2が邪魔をする。
邪魔してるつもりはないかもしれないが、邪魔になっている。
それで、甥っ子1の宿題が終わるくらいまで、私が甥っ子2と散歩に出ることになりました。
せっかくの散歩なので、車や自転車に気をつけるとしても、今日は甥っ子2が進みたいがままに進ませてあげようと思い、散歩スタート。
川沿いを歩いたり、しゃがみこんで虫を観察したり。最終的には甥っ子2の足で考えると結構遠くの公園までたどり着き、そこでも色々遊びました。
小学生が夏休みの宿題をしている午前中とはいえ、夏は夏ですから、スポーツドリンクを買って飲ませました。
甥っ子2はまだ小さかったので、両手で持ってぐびぐび飲んでいました。かわいかったです。
多分、おんぶ無しで頑張って歩いて帰ったように思います。
(後に、色々と甘えん坊エピソードを作り出した甥っ子2なので、その日もおんぶしてあげたかもしれません。それは忘れました。)
で、帰宅すると甥っ子1が新聞で作ったソード(剣)を手に待ち構えていました。
目に涙を浮かべた甥っ子1にバシバシと斬り付けられました。
笑いをこらえている母と姉(=甥っ子1の母)。
話としては、こうでした。
早く宿題を終わらせて一緒に遊びたかった甥っ子1は、いつにない集中力で宿題に取り組み、いつもより早く宿題を終わらせたのだそうです。
そして
「こうきちにいちゃーーん!!
終わったよーー!!」
(しーん)
(迎えに帰って来てーー!)の意味で、団地上階のこうきち実家のベランダからそれを叫んだのだそうです。
何回も・・・。
なのに、(し~ん)
それがおかしくって、母と姉は最初ちょっと茶化した風でしたが、気持ちもわかるということで、気持ちをなだめる意味もあって、一緒に新聞ソード作りをしたのだそうです。
そういう事情もあって、最初の3発くらいまでは姉も黙認だったのですが、それを越えた頃に「母」になりまして、「もうそれくらいにしな」それでも聞かなかったので「もういい加減やめな!!」と甥っ子1を一喝しました。
私は申し訳なさから「いいよ、いいよ」と言ったのですが、
姉は「いや、これはダメ」というと、
甥っ子1から新聞ソードを取り上げると「にいちゃん優しいから文句言わなかったけど、どれくらい痛いかお母さんがやってやろうか!?」と甥っ子に追加一喝。
甥っ子1は姉に促され、私に「ごめんなさい」と言ってくれました。
いや、近くに留まってなかった俺も悪いよね・・・(^^;
すまん、甥っ子1。
姉の「母ぶり」に、「ほー(見事)」とうなるしかなかった私です。
母はみんなの後ろで笑いをこらえるのに必死だったような。「にいちゃーーん!」(し~ん)の余韻が抜けていないようでした(笑)
甥っ子1&2、その夏も次の夏も夏休みの宿題に付き添う機会がありまして、「こうきちにいちゃんの教え方はやさしい!!」と好評でした^^
(姉の指導はちょっと厳しかったようで)
私自身は、小学校・中学校の勉強は苦労した覚えがないので、甥っ子1・2が宿題を手こずっているのを見て実は少しだけ「大丈夫かな・・・」と心配していたのですが、二人とも今では立派な成人・社会人として働いています。
小学校時点で勉強ができなくても全然問題ないんだな・・・ということを、甥っ子1・2が私に教えてくれました。
姪っ子の結婚式で甥っ子1・2と久しぶりに会い、式場で、そして夜は居酒屋で、彼らと酒をかわしました。
世の中には色々と理不尽なこともあるので、「この二人と、そして今日式を挙げた姪っ子(と夫くん)が、そんな理不尽に巻き込まれることがありませんように・・・」と、私の心配性な一面が久しぶりに強く出てきた、姪っ子の結婚式の夜でした。
私が人間関係を可能な限りせまくしておきたいのは、私がそういう心配に強くないからのように思います。
心配性なおじさん、こうきちでした。