私、ブログの内容から身バレすることを恐れていまして、そういうことを何回もこのブログ内で書いてきました。
心配性だなあと思われても仕方ないとは思っていますが、世の中って、意外とせまいですよ。本当に。
今回は「うわっ、世の中せまい・・・」と思ったエピソードを二つ書きます。
エッセンスは実話です。(私の身に起こった実話です。)
詳細まで事実通りに書くとそれこそ身バレにつながりかねないので、今回の記事については多少脚色しますこと、ここに宣言いたします。
エピソード1
高校1年の時のクラスメイトに、後に花形運動部でキャプテンを務めることになるナイスガイがいました。
席が近くなった時に彼が教えてくれたのですが、「俺は元々はこの町出身じゃない。」「〇〇って街の〇〇って中学出身だ」とのことでした。
何百kmも離れた、全然違う地方の名でした。
そして、中学校の名が独特でした。
当時の私は、そういう細かい変なことも記憶してしまう傾向がありまして。(今はそういう記憶力は薄れましたが。)
私が成人後、私の高校から1000km以上離れた町でたまたま知り合った男(私より一つ年上)が、そのナイスガイキャプテンと同じ街、同じ中学出身だと口にしました。
「あ、その中学の名前、知ってます!一学年下の代の〇〇部に〇〇っていませんでしたか?」
すると一つ年上の彼は、私がその中学の名を知っていることにまず驚いていましたが、
「〇〇部の〇〇っていえば、一つ下じゃなくて同学年に有名人がいたぞ。キャプテンだったし。俺は特に親しい間柄じゃなかったけど・・・」
で、その日だったか後日だったかに卒業アルバムを見せられて驚きました。
私のクラスメイトと同一人物でした。
ナイスガイキャプテン、高校入学に一浪していたことになります。
彼が所属していた運動部の仲間たちなら知っていたのかな。チームメイトにも隠していたのかな(気を使わせないように。)
私には知る由もないですが、当時のナイスガイキャプテンの心中を思うと、「そっか・・・」と思う私でした。
(1000km以上離れた町でたまたま知り合った男からそういう事実が明らかになって・・・。世の中はせまい・・・。)
あ、私はその事実を誰にも言っていません。
私が高校のOB(先輩・同期・後輩)の誰一人ともつながりが残っていないということもありますけども(苦笑)
エピソード2
私がAという町で知り合ったAという男。
その町から1000km以上離れたBという町で私が知り合ったBという男。
男Aと男Bは全く接点がない同士です。
私はしがないブルーカラー労働者ですから、私が職を紹介したとかではなく、AもBもそれぞれが頑張って就職活動をし、有名な大手優良企業(同じ企業)に就職していきました。私はそのAとBの就職先が同じ企業だとは知りませんでした。
で、有名な大手優良企業ですから全国にいくらでも拠点はあるのですが、AとB二人はそれぞれ転勤を経て、Aという町とBという町の中間くらいのCという町に配属された時に職場の同僚となり、机を並べたのだそうです。
「あれ、なんか話を聞いていると、ひょっとしてAさんって『はるのこうきち』さんと知り合いじゃないですか?」
「え!?なんでBさんが『はるの』のことを知っているんですか?!」
と、お互いに驚いたのだそうです。
いや、俺が驚くわ、それ。
犯罪歴とかではなくても、誰でも多少は「できれば消したい過去」「眠らせておきたい過去」とかってあるじゃないですか(汗)。
リセットもままならんわい(笑)
俺のリセットを邪魔しないでくださいよ~(苦笑)と、
神様だかお天道様だかにそんな恨み言の一つでも言いたくなった、その時のこうきちでした。
世の中、意外にせまいですよ。本当に。
でも、もっとすごいことがたくさん載っているのがこちらの本でした。
(本当は、エピソード的には本家の海外版の方がすごかったのですが、表紙だけだとなんの本かわかりにくい気がして、こちらの日本版を貼り付けさせてもらいました。)