姉は、子どもの頃からずっと、基本いい姉でした。
小学生だった姉が自分のお小遣いで「ドラえもんの単行本1冊」を内緒で買い、サンタの仕組みが適用されていなかった私たちのクリスマスイブ、寝静まった私の枕元にその一冊をそっと置いてくれていた年もありました。
その姉は今もいい姉です。今は「人格者」と言って差し支えない感じの人になっています。
そんな姉があの日はなんであんな感じだったんだろうと思う一日がありました。
私、心霊・ホラー系の怖いものが大の苦手です。子どものころから、今も。
それで、私が小学校低学年、姉がちょっと上という時に、姉が図書館から「怖い本」を借りてきまして。
姉はホラー漫画を友達に借りて平気で読んでいたような子どもでしたので、自分は平気。読むのを楽しみにして借りてきた本だったのだと思います。
で、その本の表紙の絵が、その時の私には「恐怖」でした。
「あ・・・弟、この本の表紙が怖いんだな(笑)」と気づいた姉が、「ほらほら~ この絵、見てごら~ん^^」と言いながら本を差し出しながら家じゅう私を追いかけ回し、私が「いやーーーーー!!!」と本気でおびえ叫びながら家じゅうを逃げ回る・・・というそういう日がありました(笑)
怖がる弟がかわいくて、ちょっとだけ意地悪してみたくなったんでしょうね^^
姉は本来、下に貼った過去記事のようなこういう姉・こういう子どもだったんですけども、一日だけそういう日があったので思い出として印象に残っています(^-^)