こうきちの小屋 はるのこうきち雑記ノート

抱きまくら抱きしめて眠るおじさんの日々

「結論から言うと」を多用する同僚が嫌だ

私の職場に「結論から言うと」を多用する同僚がいる。私よりも立場は上だ。私はその同僚のその言い回しが嫌いだ。

仕事上のやりとりで結論を先に伝えてくれることは歓迎だ。大事なことだとも思うし、私も心がけたいと思っている。

でも、「結論から言うと」はいらない。
私の個人的な感じ方かもしれないが「結論から言うと」使うことなく最初に結論を伝えてくれる人をスマートだな、と思う。
「先日話に出たあの件、○○ということになりました。関係する人間で検討した結果、●●ということになりまして。」
「結論から言うと」は使っていないが、最初に結論を伝えてくれている。全てがスッと入ってくる。
「先に結論を伝えさせてもらいますね」ということを示したいなら、「結論としては」の方が良いように思う。それでいいじゃない。

ただ、「結論から言うと」をどう感じるのかについては、状況によるのだと思う。

私の職場はブルーカラー職場(肉体労働職場)だ。
同僚はそんな職場で毎回毎回「結論から言うと」と言うから鬱陶しいのだと思う。

私は、同僚のこういう潜在意識を嗅ぎ取ってしまうのだ。
「我がブルーカラー職場には、結論を先に伝えるということの大事さをわかってない者が混ざっています。でも、私はその大事さをわかって実践できている側の優秀な人間です。皆も私のその優秀さをきちんと認識するように」
自分の優秀さアピールがメインになっていないか?と思ってしまう。「ちゃんと結論から言える俺」みたいな?(ぷぷぷ)
それが鼻について、頭の中の換気作業に一手間取られるのが嫌なのだ。

彼からすると仕事上の定型文として定着させているだけで、そんなアピールは含まれていないのかもしれないが、彼が「結論から言うと」と言う度に、私はちょっとモヤッとする。

でも(やはり)、状況によるのだ。
もし。
私が慕っていた年上の友(先輩。亡くなってしまった先輩)。その先輩と二人で酒を飲んでいる時に。
先輩が「あ、そういえばあの件な。結論から言うと、ダメだった」と私に言ったとしても。
全然不快感はない。違和感もない。

となると結論は一つ。
「私は、職場のその同僚が好きではないのだ」(もっと率直に言えば、「嫌いなのだ」)
その一点なのだろう。
(もう一つ付け加えるなら、私が性格が悪いのだ。)


「結論から言うと」という言葉を聞かされた時にモヤッとしたら。
あなたはその相手のことを好ましく思っていないに違いない。


下に貼ったこの本で「結論から言うと」が取り上げられているのかは知りません(苦笑)

よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑

 

 

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