こうきちの小屋 はるのこうきち雑記ノート

抱きまくら抱きしめて眠るおじさんの日々

料理できないマスター

わが家の食器洗いと、乾いた食器を食器棚にしゅぱしゅぱ戻していくことを率先してこなし、その分野をほぼ支配。そんなおじさん、こうきちです。
その働きぶりが「喫茶店のマスターのようだ」と評価され、こうきち家メンバーに「よっ!マスター!」と呼ばれて気をよくしている。そんなおじさん、こうきちです。

マスターと呼ばれてはいますが、包丁はまともに使えません。
でも、夕食作りメイン担当の妻が疲れ果てている晩「今日はセルフでよろしく!」と宣言があれば、包丁を使わずに済むセルフ調理で自分の食事を済ませています。
(リクエストがあればわが子の夕食も用意します。妻は「私の分は考えないで。お茶漬け食べるから」となることが多いです。
「自分の分まで作ってもらうわけにはいかない」というのが妻の一線のようです。でもたまに、私が作った分のおすそ分けはしています^^)

妻からすれば結構使い勝手のよい素晴らしい夫なのではないかと密かに自負しております。

 

 

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甥っ子との再会 久しぶりに

甥っ子姪っ子が小さかった頃、「こうきちにいちゃんのおならは臭くない!お父さんのとは違う!」と何故か間違った評価をしてもらえていたおじさん、こうきちです。

先日、もう20代中盤になろうかという甥っ子に、3年半ぶりくらいに会いました。

一緒にお酒を飲んでいると「こうきちにいちゃんといえばこれだったなあ」と
過去記事のこれ(手の甲のボタンをプッシュ!)をやってくれました。

「うそ!?憶えているのか(笑)」と嬉しかった私でした^^

 

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坂道を楽に上る法

驚いた時の声が大きいよ、しかもそんなに驚くようなことじゃないじゃない!(その声でびっくりするわ!!)・・・と、妻子にダメ出しされがちなおじさん、こうきちです。

話は変わりますが。
誰かと坂を上っている時、自分の方が余力がありそうだったら、相手の背中(腰の上あたり)にこぶしを当ててあげてみてください。当てるだけくらいでOKです。
それでも「何?!楽!」と言ってもらえると思います。

物理学か何かで説明できることなのでしょうか?(私にはわかりませぬ・・・。)

わが子にこれをしてあげたところ、「すごい!楽!」となったのですが、坂を上る時は毎回せがまれるようになりました。
しかも、とことん楽をしようと「もう、それ、もたれかかってるよね?」というくらい体重をかけてくるので、もう「こぶし当て」ではなく、今では毎回「本気押し」させられている父、こうきちです。

子供にはしてあげない方がいいと思います。
パートナーさんにしてあげてみてください

^^

(してもらってみてください^^)

 

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バレンタインの思い出 少年時代

健康のために、特に好きではないけども一日二粒梅干しを食べているおじさん、こうきちです。

一日遅れですが・・・、「バレンタインデーの思い出」

小学校高学年の時、クラスのある女子に密かに片思いしていました。キラキラした存在の女子でした。
バレンタインデー当日の下校時、何も期待せず下駄箱で靴を履き替えていたら、「ねえ、こうきちくん!ちょっと!」と呼ぶ声が!
まぎれもなく、まさにそのキラキラgirlの声!
え~っ?!

手招きされてどぎまぎ歩み寄ると、
「こうきちくんにチョコを渡したい子がいるの。ちょっと来てくれる?」と。

人生初&人生唯一の「告白チョコ」は、失恋と共にやってきたのでした(^^;

でも、うれしかったです^^

キラキラgirlに片思いしていたことは、キラキラgirlにもチョコをくれた子にも打ち明けませんでした。

その日チョコをくれたその子が、今しあわせでありますように・・・
本気でそう思います。

 

 

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父として夫として無責任だったのか・・・

政治ネタ投稿の「フルスイング」完遂。
フルスイング完了!・・・と、一時的な満足感はありましたが、自分は父として夫として無責任だったのでは・・・と、そういう気持ちになっています。

恥ずかしくなるくらいアクセスが少ない我が弱小ブログですから、「小心者過ぎ」の「びびり過ぎ」だという思いももちろんありますが、現政権を批判することで、妻子にも危害が及ぶかもしれない・・・と、そういう心配が自分の心の内に生じていたのは事実です。

それなのに・・・、政治ネタ投稿を続けてしまった。

家族に対して、申し訳ない気持ちを抱いています。妻よ、わが子よ、すまぬ。

懺悔です。

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フルスイング、やり切りました(T-T)

はるのこうきちと申します。おじさんです。

小学校低学年時、父のソフトボールの試合(レクレーション試合)に無理やり参加させられました。
その時に「フルスイングしなかった・・・」という、ちょっとした悔い。

もう一つ。
「赤木さんを忘れない」の時も「検察庁法改正案に抗議します」の時も、私は怖くて動けませんでした。その悔恨。
署名やネット署名をしてしまうと、後で自公政権あるいはその支持者から報復されるのではないかと本気で心配しました。
「家族に危害が及ぶのは避けたい」、と。
怖くて署名できなかったこと、赤木雅子さんには本当に申し訳なく思っています。

でも、今回、匿名のブログではありましたが、
「フルスイング」、やり切りました(T-T)

この一ヶ月ちょっと、大変恐ろしゅうございました。
小心者なので。

アクセスちょぼちょぼの私のブログですし、
私は何か政権に都合が悪い証拠を握っているわけでもありません、
テレビのニュース番組のディレクターといったような発信力ある立場でもありません、
身の危険など感じる必要は一切無かったのでしょうが・・・、しかし、この一ヶ月ちょっと、本当に恐ろしゅうございました。

発信力がない私のような雑魚相手でも、「腹いせ」や「見せしめ」で殺される恐れはゼロではないかもしれません。
私、今は死ぬ気はありませんので、死んだらそれは不審死だと思ってください。

いや、それよりも、私の身元を突き止められ、帰宅したら妻や我が子が(心中の偽装をされて)惨殺されているのではないか。(今後されるのではないか。)

勤務中にそんなことをふと思い、職場で私一人だけ脂汗がだらだら流れているような、そんな日もありました。

私(たち一家)が政権に殺されることはないでしょうが、政権に異を唱える小心者の小市民が「殺されるのでは?」と不安を感じる。
そう感じてもおかしくないような、日本はそんな国になっているような気がします。

でも、もし、私が本当に不審死をするようなことがあったら(涙)、山本太郎さん、(私の家族もそうなると思うのですが)社会的弱者の困りごとが少しでも減っていくような取り組み、今後もよろしくお願いいたします(T-T)

私が不審死をするようなことがあったら(涙)、報道特集金平茂紀キャスター、赤木雅子さんのサポートをしている相澤冬樹さん、報道よろしくお願いいたします。

って(笑)、私の雑魚ブログなんか、強大政権からは相手にされませんね(^^;

私は能力もなく稼ぎも少なく、家族だけは何とか食べさせていきたいと思っているだけの小市民です。
この先もわが子が生きていかねばならないこの日本について「こういう国であってほしい」と、考えられても「そこまで」です。
「じゃあ、世界のこのことについてお前どう思うんだよ!」と言われても、わからないことはわかりません。

そんな私でも、「声を上げよう」と思い、このブログの一連の政治ネタ投稿になりました。

今日で、政治ネタのデカ盛り投稿は、いったん卒業します。

(赤木雅子さんが控訴か検察審査会への審査申し立てをする日が来たら、あと一本だけ、応援の一本として投稿しようと思っているものがあります。)

私のこのブログ、当初は「もし私が本当に絵本作家になれたら、皆さんに驚いてもらおう」というのがメインでした。
それだけで始めました。

でも途中から、
クイズ、「これ、だ~れだ」その4(最終回)」の一本を投稿した際と、
先ほど述べた『赤木さんを忘れていません。雅子さん、応援しています』のその一本を今後投稿した際に、
「一人でも多くの方にその記事が届いてほしい。そのために」・・・で取り組んできました。

アクセスは全く増えませんでしたけども(苦笑)

私、もう「(お茶っ葉)出涸らし状態」のような気がします(笑)

明日から休みます。パトラッシュ、疲れたろ、僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ・・・。

いったん節目として、私のブログに読者登録してくださっていた皆様、時々見に来てくださった方々に、感謝を述べさせてください。
これまで、お付き合いくださりありがとうございました。皆さんに読んでいただけたこと、本当にうれしかったです。

ブログ、まだやめませんけどね(^-^)

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(後日の編集:2024年3月

私、数ヶ月このブログを非公開にしていました。このブログのことで色々と疲弊してしまって。

でも、このブログは妻子に向けてのエンディングノートの意味も込めていたので完全に削除はせず、「非公開」にとどめていました。

最近になって、(わが子の発達障害に関して書いた記事について特にそう思ったのですが)、私のそのへんの記事はどなたかにとっては多少意味があるのかもしれないと思い、完全公開に戻すことにしました。

完全公開に戻すにあたり、元々はあった「安部元首相」に関連するような記事はいくつか削除しました。

私自身、「自民党愛好者に攻撃されるのでは?」という恐怖心がありましたし、家族に危害が及ぶことを不安に思う気持ちもありました。ジャーナリストでもない(というか、政治に詳しいわけでもない)小市民の私が、ネット記事の切り貼りでしかないそういう記事をアップすることになんの意味があるのか?私自身の小市民としての意地の問題だけ?

そう考えるとバカみたいに思え、安部元首相に関連する(故人に対してちょっと書き過ぎだったのかな・・・と感じた)記事だけは削除しました。

怖気づいたという見られ方で結構です。そういうことがありました、という記録でした。でも、せっかくなので今回の後日の編集ついでに下の二つのネット記事を追加しておきます(苦笑))

www.mag2.com

www.nikkan-gendai.com

オーロラが見れる国に行って、オーロラを見てみたい

お題「人生で一度でいいからいってみたい国ってどこですか?」

 

オーロラが見れる国に行って、オーロラを見てみたい。

ノルウェースウェーデンフィンランド?カナダ?

 

多分、行けずに人生を終えると思いますが、でも、まあそれでいいです^^

 

私、かつて、三つ希望を持っていまして、

・富士山の山頂に立ってみたい

屋久杉(縄文杉)を自分の目で見てみたい

・オーロラを見てみたい

 

富士山の山頂には立てました。

 

もう、それで十分です。

あとは、わが子がしあわせな人生を送ってくれれば、

私の人生はもうそれで十分です(^‐^)

 

オーロラ・ウォッチングガイド: 一生に一度は見たい絶景の楽しみ方

伊坂幸太郎「PK」

伊坂幸太郎さんの小説、十数年ほど前にかなりはまりました。
その時図書館にあったものは、ほとんど全て読みました。

「PK」伊坂幸太郎さん
これは最近初めて読みました。

私の頭では各編のつながりや時系列がきちんと把握できず、ちょっと消化不良でしたが、それは私のおつむの問題であって、作品側のせいではありません(^^;
でも、おもしろかったですよ。

作中で引用されていた心理学者の言葉。

「臆病は伝染する。そして、勇気も伝染する」

これが胸に残りました。

三篇で構成されていましたが、最終の三篇目で私が大嫌いな虫が重要な役どころで扱われます。
虫が大嫌いな人は読まない方がいいと思います。三篇目を読まなくても十分面白かったので、三篇目は読まなくても・・・というのは作者さんに失礼ですね(^^;

今回読んだ「PK」よりは、十数年前に読んだものや、去年読んだ「死神の浮力」「アイネクライネナハトムジーク」「逆ソクラテス」の方が印象深かったかもしれません。(私にとっては、ですが。)
この3作、面白かったです。

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話は変わりますが。
伊坂幸太郎さんといえば、仙台を愛する方。

同じく仙台を愛するのはサンドウィッチマンさん。私、NHKの「病院ラジオ」、欠かさず観ています。心に沁み入る番組です。
そのサンドウィッチマン伊達みきおさんは、コロナ禍初期に自身のオフィシャルブログで「有事なんだから。国民全員が納得する策なんて難しいし、きっと・・・ない。文句が止まらない方は、落ち着いたら選挙に立候補して国会議員になって総理大臣になればいい。(後略)」というようなことをおっしゃっていたそうです。
「国のトップの方々も最善を尽くしてくれているのだろうから」という思いで、普段通りのお人柄の良さが表れているとは思います。思うのですが、私としてはそれはちょっと同意はできないコメントだったように思います。下々の一国民だって、それぞれの立場で意見くらいあっていいですよね(^^;

仙台を愛するサンドウィッチマンさんとしては、東日本大震災の時の民主党の対応でアンチ民主党なのかなと思ったのですが、2017年には、ご自身たちのラジオ番組に「東北にゆかりがある人物」ということで小沢一郎氏を招いていたことを数日前に知りました。(サンドウィッチマンさんの意向ではなく、番組側が決めたことかもしれませんが・・・)

www.nikkan-gendai.com

日本の芸能人さんは、「サブ」(と言っては失礼にあたるのかもしれませんが、メインどころのど真ん中ではないところ)でのびのび活動なさっている方が、自公政権について批判や不満を表明しているのはよく見かけますが、「メインどころのど真ん中」にいる方々は、ほとんど政権批判的なことは言ってくれませんね・・・。宮崎駿さんくらいですかね?
梅沢富美男さんや坂上忍さんに「俺はメインじゃないのか?!」と言われたら困りますが(汗)

梅沢富美男さんは普段あれだけ「おかしいことはおかしい!」と言ってくれている方なので、サントリーが「桜を見る会 前夜祭」にお酒を無償提供した件(同業他社は「ちょっと考えられない」としたあの件)。それに異を唱える形で「サントリー こだわり酒場 レモンサワー」のCM、(契約期間中の降板は難しかったかもしれませんが)次は契約を更新せずに卒業なさるのでは・・・と思っています。そうであれば、自公政権に疑問を感じている庶民からすると「梅沢富美男株」はさらに上がると思います。(個人の感想です)(このへんについて、後日追記あります。)

人気者中の人気者のような方々が「今の自公政権はおかしい」ともっと言ってくだされば、私のような臆病な一市民が超絶的にびびりながらこんなブログ投稿をしなくても済むのにな・・・とそんなことは思います。

伊坂幸太郎さんは東日本大震災後の民主党の対応のこともあってアンチ民主党(系)なのでしょうか。
それとも、「今の自公政権はおかしい」派でしょうか。
ネット検索ではわかりませんでした。

伊坂幸太郎さんにもお立場やお考えがあると思いますので、伊坂幸太郎さんでなくてもいいので、発信力のある方の中に、自公政権電通に忖度する必要がなく「今の自公政権はおかしい」と思っている方がいらっしゃれば、もっと声をあげていただけたら大変うれしく思います。

 

後日追記:(2023年3月13日)
梅沢富美男さんがサントリーのCMを受けるか受けないかは梅沢富美男さんの自由ですよね。(色々事情もあるかもしれませんし・・・。)
すみませんでした。
もし梅沢富美男さんがサントリーに「ダメじゃないですか!」って言ってくれたら、私としては「さすが兄貴!!付いていきますぜ!!」と、そう思えた。そう思いたかった。
そういう私個人の思いの押し付けで、ちょっと強めな失礼な表現だったかもしれないこと、お詫びします。

 

後日追記:(2023年4月22日)
プロの作家さんにおかれましては、作家さんによっては「作家は自分の考えは作品の中で表せばいいのだ。むしろ、自分としては『そうあるべきだ』とも考える」という、そういうポリシーの方もいらっしゃると思います。
昔読んだ伊坂幸太郎さんの著作の内容をかなり忘れているような私が色々と書いてしまい、大変失礼いたしました。すみませんでした。

 

 

アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫)

PK (講談社文庫)

 

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おひさま浴び行かん?チュンチュン

タイトル詐欺です、すみません(^^;

「浴びいかん?」じゃなくて、「アビガン」という薬についての書き込みです。

コロナ禍で国民がこれだけ大変な思いをしてきました。
この記事が並んだ時に、みなさんはどう思われますでしょうか?

読むのがご面倒かもしれないので、貼り付けたものの下に大雑把に「まとめ」を付けています。
ソフトな表現にしているので、私としては、貼り付けた「元記事」をそのまま読んでいただきたいです。

gendai.media

biz-journal.jp

【「大雑把&ソフト表現」でのまとめ】
コロナ禍初期に、安倍首相(肩書は当時)は、抗インフルエンザ薬「アビガン」が新型コロナウィルス感染症の治療薬として早期に薬事承認されるよう主導しました。

「アビガン」は富士フイルムの子会社・富士フイルム富山化学が開発した抗インフルエンザ薬ですが、インフルエンザの薬としても、色々と制約のある難しい薬でした。

コロナに効果があるのか懐疑的な意見も多かったにも関わらず、増産支援として、国から139億円の予算が付きました。

「アビガン」の富士フイルムの会長は安倍首相とゴルフ仲間でした。

しかし、2022年、治験を継続してもコロナの重症化抑制効果の検証が困難と判断され、新型コロナ感染症の治療薬として承認する計画が、事実上、断念されました。

以上です。

富士フイルムの会長は安倍首相とゴルフ仲間でした。」
やっぱりここが気になりますよね。

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ねえ、スズメちゃん。
そういえばアベノマスクってあったねえ。知ってる?憶えてる?
当時、マスクがなくて困っていた人がいたのも事実だろうけど、もっと他にコロナ対策として有効な税金の使い方は無かったもんかねえ・・・?

「持続化給付金の中抜き(ほぼ全抜き)問題」なんていうのもあったねえ・・・。
ねえ?

チュンチュン(あたしに言われても・・・)

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本記事と、貼り付けた「すずめの本」は無関係です、すみません(^^;
不快感リレーのバトンを渡してしまったので、せめてスズメちゃんでなごんでいただこうと思いました(^‐^)

にっぽんスズメ散歩

マヨネーズ状なのにできるのか・・・?

沖縄。私は沖縄のことをほとんど知らないので、せめて「米軍『普天間』飛行場の『辺野古』移設問題」だけでも今よりは知っておきたい・・・。

そう思っていた時に出会えた本
「職業政治家 小沢一郎」佐藤章さん:著
第2章「辺野古埋め立ては必要か」

鳩山元首相が「国外、最低でも県外(移設)」と言っておきながら頓挫した件。
P139~174の36ページ分というコンパクトな文量だったので、私のおつむでも(読んだ直後は)理解できました。

以下、佐藤章さんの「職業政治家 小沢一郎」によると、
普天間からの移設の候補地は、辺野古ではなく「徳之島」と「米国自治テニアン島」だったとのこと。

この本で、ミステリーじみた不思議な話として紹介されているのは、
「外務省と防衛省などの職員が三人、2010年4月19日か20日、鳩山のもとに三枚紙のぺーパーを持参。極秘印の押されたペーパーの中で最も重要な部分は、米海兵隊が訓練をする場合には陸上部隊とヘリの回転翼航空部隊が六十五海里(約120㎞)以上離れてはいけないという米軍内のマニュアルが存在する、としている点」とのこと。

鳩山元首相はこの文書を見せられたことで、沖縄から約192km離れた徳之島への移設(県外移設)を断念。
(当然、海外移設も断念)

鳩山元首相が首相も議員も辞めて後に確認したところ、米軍のマニュアルにこのようなものの存在は「確認できない」との米大使館の回答。外務省も「極秘文書の管理簿にこのペーパーはありません」との回答。

2016年、ジャーナリストのインタビューに対し、ペーパーを持ってきた三人が誰なのか鳩山自身は「私もうろ覚えになっているといけないので今は申し上げないほうがいいと思います」と。

移設に向けた検討がなされていた当時、テニアン市長は普天間飛行場の移設先として、受け入れを表明。
鳩山首相(当時)の代理で川内博史衆議院議員(当時)がテニアン島を現地視察。外務省・防衛省は一顧だにせず。

鳩山首相(当時)の人脈から派遣された自衛隊関係者はテニアン島を視察した後、(米軍約4000人が沖縄から移転する)グアム島を訪れ、海兵隊高級将校の話を聞き、「米軍は(普天間の移設先としては)テニアン島が最適だという本音を持っている」「深い海を埋め立てる辺野古よりも、テニアン島に既に存在するハゴイ飛行場(別名ウシ飛行場。現ノースフィールド飛行場)を整備する方がより安全だ。しかもテニアンの利点としては、今やグアムにさえ無いジャングル内の訓練場がある」という認識を得る。
が、この自衛隊関係者のテニアン・グアム派遣は2010年5月初旬。
鳩山首相が当時の仲井眞沖縄県知事に「県外、国外断念」を伝えたのは同年5月4日。

自衛隊関係者の視察の情報が鳩山の判断に関して「とても間に合うようなタイミングではなかった。」(佐藤章さん)
「小沢が無任所大臣として噛んでいれば、米国との交渉の結果テニアン島という現実もありえただろう。」(佐藤章さん)

謎のペーパーを持参した三人、誰の差し金なのでしょう?
鳩山氏は佐藤章さんの直接インタビューに答えて、「外務省が『米国から言われて』という話でした」とのこと。

後日の確認については、素人の私が思うに、本当はそういうマニュアルがあるのに米国側が「ない」と言っている可能性もあるのでしょう。外務省がうその情報を持ってきたわけではなく。

「外務省と防衛省などの職員三人」が、「何としても移設先を辺野古にしたい有力政治家(?)に指示されて」それで虚偽のペーパーを持参した可能性もあるのでしょう。

素人の私にはわかりません。

この本で佐藤章さんが小沢一郎氏に「よく指摘されるように、辺野古を埋め立てる利権といったものが背景にあるのでしょうか」と質問をぶつけています。
小沢一郎さんは辺野古移設に反対の立場。2010年の民主党代表選で「普天間については(辺野古ではなく)アメリカとこれからまだ話し合う余地がある」と主張。小沢一郎氏はこの代表選で敗れました。)

小沢一郎

「政府がそういう理由だけでやっているわけではないと思いますが、外務省、防衛省も含め、推進する者の中にはそういう利権絡みの話も出ていることはまちがいがありません。
だけど、安倍さんの感覚は、一度日本政府でやると言ったことだから『やるんだ』ということではないでしょうか。それともう一つは、日米同盟の強化を演出する必要があるということでしょう。その二点だと思いますね。」

佐藤章さんも「ウラが取れなかったから」でしょうが、辺野古の利権についてはそれ以上の言及はありませんでした。

私はこの本を(辺野古の部分だけでなく)一冊全部読みました。
この本を読んだだけでいうと、小沢一郎さんの印象が180度変わりました。

ただ、一冊の本だけでその内容全てを真実と思うのは避けた方がいい・・・というくらいの認識はあります。(※文末に2024年5月3日の後日追記あります。)

ただ、この本の著者である、ジャーナリスト佐藤章さんは、第二次安倍政権の安倍首相辞任(のXデー)を誰よりも早く正確に発信していた方だそうです。
確かな情報人脈。得た情報からピースを組み立てていく政治洞察力。そういったものの賜物なのだと思いました。

佐藤章さんではない別の記者の話ですが、NHKのある記者などは、安倍首相のお宅に招かれるほどの仲になったおかげで、他のメディアよりも数時間早く情報を回してもらって「特ダネ記者」とされていたようですが、礼賛することでネタを回してもらうようなそんな「く〇れWIN-WIN(?)」ではなく、佐藤章さんは正真正銘のジャーナリストのようだと、私はそうお見受けしました。

news.nicovideo.jp

gendai.media

www.tokyo-np.co.jp

<税を追う>辺野古下請け 黒塗り開示 公開義務の施工体系図:東京新聞 TOKYO Web

怪文書飛び交う永田町で聞こえる「ポスト菅」3つの可能性 | FRIDAYデジタル

www.nishinippon.co.jp

(後日追記:2024年5月3日
「今の日本の政治がこんな感じなのは小選挙区制が原因なのだ」という話は以前から目にしていて、これについては私も「確かにこれは問題だ」と思うようになりました。
以前の私は不勉強でした。(今も知識はありませんが。。。)
政権交代を可能にする二大政党制といえば聞こえは良いですが、日本では実現しなかった。
そういう意味では、その小選挙区制導入の主導者であった小沢一郎氏を恨めしく思う気持ちが強くあります。二度の政権交代を主導した実績はある方なので、本当に佐藤章さんの著書にあるような志がある方ならば、そして、政治家としての気力がまだ残っているのならば、この先、政権交代に向けての尽力には期待したいです。

選挙制度については、上脇教授が意見表明してくれている「完全比例代表制」、日本もそれが実現すればいいのに・・・と今の私は思っています。

可能性は限りなく低いのかもしれませんが、実現してほしいと思っています。

bigissue-online.jp

2024年5月3日の後日追記はこれで終わりです。)

 

職業政治家 小沢一郎